アメリカ人の感覚が大ざっぱな件について
日本経済新聞の記事を読んでいたら以下のことが書いてあった。
それを自分でまとめてみた。
日本人は小数点のつかない単位を1mmを基準にしているのにたいして
アメリカ人は1インチ(2.54センチ)を基準にしている。日本人にとっては2ミリでも
アメリカ人にとっては12分の1インチになる。視点、感じ方を変えるとこんなにも違う。
これはなるほど。
あとはどうでもいい話だった。
基本的には奥山清行さんという工業デザイナーの記事。
デザイナーは弱肉強食の世界、コンペでは「手数を出し」勝ち方を覚える
とのこと。
ライバルが3、4枚のデザイン画を出すなら自分は10枚以上のデザイン画を出す。
そして相手の反応を見極める。何かが顧客の感性に引っかかればしめたもの。選択肢が多いほどその確率は高い。相手が何を求めているかも自然に察知できるようになる。
もちろん手数を出すには人より何倍も速く、しかも何時間、仕事に打ち込む努力が欠かせない。普段どれだけ多く描いているかが勝負。相手の言葉、表情、服装、雰囲気すべてに神経を研ぎ澄ます訓練も必要。会議の場で誰がキーパーソンかを瞬時に読み取れる勘の良さも試される。
どちらにせよウチの会社のスタイルでは実現は厳しい。
追伸:このひとちょーすごい。どうりでイタリアの風が吹いているわけだ。