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beerhole’s blog

ウェブデザインを中心とした雑記。自分用のメモ。音楽と美味しいもの、ライフスタイルについても少々。

人々の行動はテクノロジーの進化によって変化する

先日、社内向けにセミナーを行った。うちの会社は歴史も長く中途採用もほとんど行っていないので、社内はとても仲が良いが、故にコミュニティがクローズドになりやすい。そういったこともあり、"外部人材に聞く"というテーマで、定期的にセミナーを開いている。

私はウェブサービスベンチャーやウェブサイトを中心とした制作プロダクションにいたのでITやインターネットについて、ざっくり話してもらいたいというものだった。

1回目は7月に行い、異業種から転職してきて感じたことや素敵なことを述べ、SNSとの付き合い方などを話した。今回は2回目なのでもう少し踏み込んだ内容にした。社内向け資料なので抜粋して記載する。

1. 前回に続き「インターネットの付き合い方」について語った。主にマインドセットについて

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2. Forrester Researchの"Competitive Strategy In The Age Of The Customer (2011)"を下敷きにコミュニケーション手段の変化と、マーケティングの変化 (コトラー先生的に)、デザインにおいて何が花形かを整理した。※かなり主観f:id:beerhole:20161227111730j:plain

3. インターネットはコミュニケーションチャネルとして登場して、ECなどが増えて販売チャネルとして役割が拡張し、データ販売などにより流通チャネルとしての機能も担うようになった。さながら産業革命から今日までを遡っているような錯覚に陥る。そしてIoTによりもう一度産業革命以降の変革が同時多発的に起きていると感じた。

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4. インターネットの付き合い方まとめ。誰かにとっての当たり前が通用しない。マインドを共有・伝えるのは難しい。

私はデジタルネイティブ世代ではないが、カウンターカルチャー、スケートカルチャー、音楽のカルチャーにより、「シェア」「助け合い」「オープン化」みたいなものは自然と身についたのかも知れない。

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私は人前で話すのが苦手なので、スライドの枚数は多めに作る。

スライド作成は土日や終業後に作った。諸々忙しかったこともありギリギリまで終わらず、なんでこんなことしているのか途中で気持ちが迷子になったが、セミナーは聞きに行くより自分でやるに限る。それが一番自分自身の糧になる。

 

以下、セミナーを通じて気づいたことを備忘録的にまとめる

  • デザインの役割は拡張しているかもと思っていたけど、自分が知らなかっただけで本質は同じ
  • マーケティング3.0の浸透を改めて感じる。純粋な消費者なんて存在しない。誰もが発信者で創造者だ。だからグランピングが流行ったり、居酒屋でコースの忘年会じゃなくキッチン付きのスペースに材料持ち寄ってパーティーをしたりするのだ。
  • IoTで起こることはインターネット以降のスピード感以上でオセロのように一気に変わるかも知れない

2017年には第3回目のセミナーがある。今度はブロックチェーンについて話そうと思う。

しかしながら、対象者は通常のセミナーと違って年齢もリテラシーも業務も千差万別だ。システム担当者もいれば店頭で接客しかしたことがない人もいる。そして20代から60手前までいるので難易度の設定に相当悩む。

 

追伸:On The Road(路上) / ジャック・ケルアックの一節。この部分が非常に好きだ。

彼は、本物のインテリになるというすばらしい可能性に憧れた少年院収容児だったわけだ。そこで彼は「本物のインテリ」から聞き知った調子でしゃべり、その言葉をごたまぜにしてでも使いたかったのだ。

 まるで私じゃないか。