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beerhole’s blog

ウェブデザインを中心とした雑記。自分用のメモ。音楽と美味しいもの、ライフスタイルについても少々。

マーケティングとデザインと30男のコトラー童貞

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ここ数年ずっと私は「ブランドをどう作っていくか」のような、ブランディングやブランド戦略の類(広義な意味でのマーケティングだと理解している)に興味を持っている。ベンチャーで1からサービスを立ち上げたときに、どう世間に浸透させていくかに非常に苦労したのがきっかけだった。

マーケティングと言えばフィリップ・コトラー氏だが、代表的著書である「マーケティング・マネジメント 」や「マーケティング原理 」は1,000ページ前後ととにかく分厚い。本書は200ページ前後なので古本で購入した。マーケティングを専門に学びたいわけじゃなく、デザインの実務や関連の中でのマーケティングを教養として知りたい人には丁度良いと思う。(つまり、私だ)

 

本書は具体的なマーケティングの戦術や施策の内容ではなく、思考法のようなもの。マーケティングに関する80のキーワードを名言を引用しながら考え方について書いている。私が特に大切だと感じたポイントは以下の通り

 

 

上記の3つのポイントは、"マーケティング視点"という単語を"デザイン思考"に言い換えても成立する。特に本文中にあるヒューレット・パッカードの創業者であるデービッド・パッカード氏の言葉の引用

 

マーケティングは、マーケティング部門だけに任せるにはあまりに重要すぎる」

 

そしてこちら、IDEOのティム・ブラウン氏の言葉

 

「デザインはデザイナーに任せるには重要すぎる」

 

私はデザイン思考の件でこちらの方を先に知っていたが、おそらくデービッド・パッカード氏の言葉へのオマージュなんだろう。

もしかしたら日本だけかもしれないが「マーケティング担当」と聞くと販促やっている人とかPR担当とかウェブ広告運用しているとか、非常に狭義な意味でのマーケティングを想像してしまう。デザインも同じで実際に作る方のコアスキルのデザインを想像してしまう人が多いと思うが(UXも同じ!)、今日における広義な「マーケティング」や「デザイン」は経営そのものだったり生き方そのものだったりする。デザイン思考やUX関連の書籍と一緒に読むと非常に勉強になると思う。


追伸:似たような話で、山口義宏氏のコラム「マーケ業界における人の成長ステージ考察etc. 」を読んだ時も、デザイン業界でも同じ事が言えると思った。キャリアパスに迷っている人は読んだ方がよいと思う。本当におすすめ。

note.mu

最近気をつけているのは、時間は限られているし、憶えられる量も限られているので、時代が変化しても価値の変わりにくい内容の本を選ぶようにしている。置く場所も限られているしね。