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beerhole’s blog

ウェブデザインを中心とした雑記。自分用のメモ。音楽と美味しいもの、ライフスタイルについても少々。

東池袋大勝軒 山岸一雄氏とラーメン界のマッキンゼーの話

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中華蕎麦 とみ田

少し前にTwitterで話題になっていたトピックで、すきやばし次郎で卵焼きを作らせてもらえるようになるまで10年かかるという話があって、卵焼きすら焼かせてもらえないなら人件費はたかが知れているので、人件費をどんどん原価へぶっこめる故に、味の決め手は老舗ブランド確立からの奴隷制度、という話になっていた。

ブランド老舗はそれこそがたった一つの資産なので、修行完了まで20年以上かかるスキームは、それこそも修行を志す人への経歴ブランドになりえるし、店の乱立も防げるし、人件費も抑えられるしで、すごいビジネスモデルだと思う。

それから寿司の対比でコンサルタントの話になって、並みの人間がやったら20年かかることを1年でやりとげるからこそのマッキンゼーという話になる。故に、コンサルタントは在籍期間が長ければいいってもんじゃない。

 

 

自分としては、東池袋大勝軒山岸一雄氏と麺屋こうじグループの田代浩二氏の話に繋がる。
田代浩二氏は、あの有名な東池袋大勝軒で山岸氏に師事し、修行して独立をした。私はこの麺屋こうじグループを「ラーメン界のマッキンゼー」としきりに呼んでいる。麺処 ほん田中華蕎麦 とみ田麺屋 一燈などの有名大人気店(経営者)を数多く排出しているからだ。
更に、よくよく調べると、どうやら田代浩二氏は3ヶ月か6ヶ月しか修行していないようだ。たったそれだけの期間で自分のものにして、茨城の地元で店を開いてその後の快進撃や独立支援に繋がるわけである。このエピソードを知って、余計に「ラーメン界のマッキンゼー」を声高に広めていこうと思った次第だ。

 

少し疑問に感じるのは、この短い修行期間にも関わらず、長年に渡って強い師弟関係が構築されていることだ。
会社の屋号を大勝軒有限会社とし、会社概要・理念・目標に渡り"東池袋大勝軒会長 山岸一雄"のフィーチャーに終始、田代浩二氏自身の手がける店舗ののれんも大勝軒山岸一雄氏にこだわり続けている。また、妻に先立たれ子供のいない山岸一雄氏に高層マンションをプレゼントするなど、師弟関係以上の強い繋がりがある。

 

恩義や信頼関係に時間はあまり関係ないのかも知れない。濃さと深さ。このエピソードで田代浩二氏を好きになった。しかし、この修行期間と成功と山岸氏との距離はのれん騒動が起きるのも無理ないだろう、、、