技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる
タイトルは水野学さんの本から。
その昔、CPUの技術の進歩と共に、ゲームのハードはCPU競争であり、色数競争だった。
ゲームウォッチ(4bit)〜ファミコン(8bit)〜スーパーファミコン(16bit)〜プレステ・セガサターンetc(32bit)〜ニンテンドー64(64bit)、、、
その後、技術進化のスピードが鈍化して生まれたのはニンテンドーDSでありWiiだった。それらがCPU性能が勝るプレイステーションポータブルやXboxに明らかな勝利を収める。いわゆるヨコイズム(横井軍平)「枯れた技術の水平思考」である。
90年代後半、クリエイティブディレクターがもてはやされた時代だった。広告はセンスが命だった。言わば文系の時代私の世代の多くは美大に進学し、倍率も恐ろしく高かった。
その後、インターネットが浸透してまた技術の時代となった。エンジニアがもてはやされるようになった。技術を操れることが価値になった。そして今や、ウェアラブルデバイス、IOT、ロボット、人工知能、3Dプリンター、etc、、、
ソフト・ハード共に成熟しつつある。
時代は変わりつつある。今度はバランスだ。